自虐系
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KAI氏


読み込みに時間がかかってしまったため、以前よりも期間が長くなってしまった。
申し訳ない。
では批評を。


2000年の8月から始めた日記なのだが、テンションや文体などは現在でもほとんど変化していない。
文章の長さは様々だが、初期の物ほど長い傾向がある。
また、長文を連続で更新する事もあったので、読み進めるのに苦労した。
後述にもあるが、初期の精神的な文章に関しては、申し訳ないが読んでいて苦痛の部分が多々あった。
日記系と言うには、読み物としての完成度が低い。
ただ書くためだけに書いているような印象が強い為だ。
個人的な感想としては人に読ませる物と言うよりは、覚え書き的なものなのだろう。


初期は精神的な、言い換えれば自虐的な、もしくは自己完結的な文章が其処此処に見られたが、最近は数を減らしていると言うのが唯一の変化と言えるだろうか。
また、読み進めていく中で時折同じ日記が重複したり*1、リンク切れを起こしていたりした。*2


文章は全体的に読みやすいのだが、日記に関しては何処か違和感がある。
印象としては、論旨が一本化されていないような文が時折見られた。
前述したが、日記に関して言えば、あまり読者の目は意識していないように見える。
KAI氏本人を知っている人間が読めばある程度楽しめるのかもしれないが、直接付き合いのない吾からすれば、読み物としての魅力はなかった。
書かれた事に対しての感想を言い辛いと言おうか、独り言に対して返答をするような違和感を覚えさせられる。


逆に、読んでいて楽しめるのはイベント等のレポートだろうか。
自虐的と題されたコンテンツや、物欲番長等は、文章の読みやすさとテンションの低さ、言い換えれば文章の落ち着きとイベントそのもののテンションの高さのアンバランスさが楽しめる。
汚食事会等は何を考えて実施したのかまるで理解出来ない。
恐らく本人と実際に会ったのなら、賑やかしのようなスタンスを取るタイプの人間なのだろう。
自虐的コンテンツ内の自虐系パレードで、賭けに勝ったにも関わらず罰ゲームをしているKAI氏の姿などからの想像ではあるが。


最後に、批評を発表するまでの期間が長くなってしまった事を重ねて謝罪する。
申し訳なかった。


*表記に不適切な表現、また意図が読めないような部分があれば、下記コメントにてその旨を記していただきたい。

*1:2000/10/1&10/2等

*2:左のツリーではなく、自虐日記をクリックした後に出てくる、センターの2002/7、翌年2003/7の日記がリンク切れを起こしている