ふと思ってみれば、吾がこの界隈から姿を消してから約半年が経過したが、今この豺狼の路を取り上げているサイトは、どの程度昔から活動していたのだろうか。
ただ以前話題になったところが久しぶりに更新をした、という理由以外で取り上げたサイトが、一体幾つあるのだろう。
流れの速さに面白さと同時に、寂寥感も覚える。
所詮はデータの藻屑だとしても、忘れられる事それ自体に一抹の寂しさを禁じ得ない。
おそらくこのような感情は、そのただ中にいる人間よりも一度そこから離れて俯瞰した人間の方が覚えやすいのだろう。