嶽花征樹氏
批評に意味があったようで何よりだ。
欠点の指摘と言う事だが、細かな部分では様々な欠点が幾つかあるのは間違いない。
例えば文章の中で自分のテンションが上がり過ぎた為に、読者を放置するような文章を書く等々である。だが、それをあえて言ってしまうのは野暮と言うものだ。
テンションが上がり過ぎた文章に関して言えば、アルコールが入った等の理由で精神的に突き抜けてしまった知人を心の中で見送ってしまうような、寂寥感と面白さが混在するような感想をもたされる。
結論として笑わされた時点、面白いと思った時点で負けだろう。


また、欠点として指摘し、かつそれの意味があるものと言えば文体やデザイン等だが、文体に関しては読みやすさ重視されており、登場する人物に関しても少ない分量ながら解説が逐一行われている。
最小限の人物像が提示されている事から、読者が文章を読む事を止めてしまうと言う事態も少ないだろう。
デザインに関してはこのようなサイトを運営している以上、他者に何かを言える立場ではあるまい。


批評の応募に感謝する。
これからも、嶽花氏自身が面白いと思える文章を楽しみにしている。